リビングに隠れ書斎
築15年、住まい方の見直し
東京都台東区 マンション部分リノベーション
◯家づくりのきっかけ・施主の要望
新婚の時は夫婦で広々と住んでいて、子ども2人が成長し、家族みんな生活スタイルがバラバラになってきたので、間取りを変えたい。コロナ禍で在宅ワークが増えたので、集中して仕事が出来る空間が欲しい。キッチンの収納が少ないので、収納を作りたい。
◯事例の概要
家族の気配を感じつつも、リモート会議をしていても大丈夫な書斎空間を目指しました。音を緩和する為に、間仕切り壁には吸音材を貼りました。散らからないお部屋を目指して、適材適所に収納する物を決めて、収納を作りました。
◯この事例の見どころや工夫したところ
最上階のため、柱と斜めの梁でデッドスペースでふかされていた空間を、壁を壊してMAXに広げ、ぴったりの造作キッチンカウンターを作り、狭くて困っていたキッチンの収納を確保しました。そのカウンターは、既存のキッチンの天板に近いものを多種のサンプルから探しました。扉面材も同じに、取手は合わせる為に既存を取り替えました。
◯施主の感想
長期旅行から帰宅したご家族は、部屋がまるで変わっていたので、びっくりしたと共に喜んでくれたそうです。学校のモノを置くスペースは便利で、そこに置いておけば忘れ物もなくなるので、助かっているそうです。
◯事例の進み方
ご主人と子ども達が長期旅行の時期に合わせて、在宅工事にて行いました。その時期を逆算にして、設計期間を短く、毎週お打ち合わせを行いました。